むせることが多くなると危険です
30代のころ、うたた寝していて急にむせて、あわててとび起きるということが多々ありました。
これ、実はお年寄りによくある誤嚥性(ごえんせい)肺炎に通じることなんですよね😅

自分のだ液で窒息死。。。この歳でそんなの恥ずかしすぎる!
当時はまだ若いのになんてこったぁ!と驚きがありましたが、恐怖でもありました。
むせ予防の体操
このままではヤバすぎる!
なにかできないかと考えました。
そのころ首の横ジワをとるためにする、簡単な体操があると言われていました。
やってみると、これはむせの予防に効くんじゃない?と思いつきます。
その体操とは
- 顔を上に向ける。そのとき首が十分伸びるように、90°くらい後ろに反らす。
- 舌を天井に向けてつき出す。これ以上伸びないくらいまでがんばる。
- 出した舌の先を、鼻の方に近づけるようにする。(するとのどの内部辺りがひっぱられる感覚があります)
- これで10秒静止する。
首の横ジワにも、むせ予防にも効くなんて一石二鳥。
これを気づいたときにやりました。
するといつの間にか、自分のだ液でむせてとび起きることもなくなりました。
たぶん、のどの筋肉を少し鍛えることができたのだと思います。
そんなことを、ふと思い出しました。


いま自院では市の健康診断をしていますが、何年かまえに、75歳以上の後期高齢者で
一部のかたに「嚥下(えんげ)機能をみる検査」をしていた時期がありました。
30秒間に何回、飲み込み運動ができるかというものです。
自分はいま何回ぐらいできるのか、時計の秒針を見ながらためしてみました。
- コップにお水を用意して一口飲む(水分で口を湿らせる)
- のどぼとけの辺りに指を置き、だ液を飲み込む(ゴックンと動いて1回と数える)
- これを30秒間に何回できるか数える
検査結果
回数 | 4回以上 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回以上 |
のど年齢 | 80代以上 | 70代 | 60代 | 50代 | 40代 | 30代 | 20代 |
・自分の年齢とのど年齢が同じなら年相応です。
・5回以下の場合、誤嚥性(ごえんせい)肺炎のリスクが高くなります。
検査結果はこちらを参考にしました
いざやってみると、意外とできません😨
飲み込もうと思っても、なかなかゴックンができないのです。
口の中がパサついているのか、だ液が出ません。
結果、がんばって6回できるかどうかです。60代~70代とは。。。😱
「これやばくない?」
突然つき付けられた現実。。。
確かにむせやすくなっている気がします。
あのとき解決したので、あの体操はほとんどしていません。
なので今日から実行しようと決意しました。
あなたはどうですか?
自分の年齢=のど年齢ですか?


この体操以外にも
- あごの下に両手の親指をあてる
- その指であごを持ち上げつつあごを下げて押し合う
このように、簡単で続けやすいものもあるようです。
こちらを参考にしました
とにもかくにも
これからのまだまだ続く(であろう)長い人生を考えると、
対策できることは早めに行動することが大事になってきますよね。
ゆる~くでもいいから、地道につづけていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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